医局

部門紹介

医師

医局員構成(令和3年11現在)

常勤医 16名(うち 精神保健指定医 9名、指定医を目指す医師 7名)
非常勤医 4名(うち 精神保健指定医 4名)
(精神科専門医 9名、精神科指導医 8名、精神科判定医 1名、臨床研修指導医 6名)

当院には、精神科を目指す医師、精神保健指定医を取得したい、専門医を取得したい医師、精神科救急や社会復帰、地域医療に興味のある医師、新たな精神科医療を模索し、精神科における新たなスキルを身につけたいと考えている医師、とにかく何かやりたくて、うずうずしている熱意のある仲間が、出身地や出身大学に関係なく集い、自己実現を目指し、修練を積む日々を送っています。

学会参加

最新の治療技術習得のために、また日進月歩の治療技術に後れをとらないよう、医局では学会・研修会への参加を促しています。令和3年度の日本精神神経学会(ハイブリッド開催)、日本精神科救急学会(Web開催)には多くの先生が参加しました。

地域貢献活動

当院は、各公的機関との連携で、精神保健福祉相談業務や、施設の嘱託業務、看護学校の講義などの教育活動にも参加しています。総合病院との診療連携では、沼津市立病院、静岡医療センターへ医師を派遣しています。

専門治療

クロザピン

現在日本では、クロザピン(クロザリル)が、「治療抵抗性統合失調症」に適応を限定し、定期的な血液モニタリングの運用を実施するなどの管理下で、使用が再開されています。

当院では、クロザリル患者モニタリングサービス(CPMS)に10名の医師が登録し、患者への適応を十分に検討し、好中球減少症・無顆粒球症及び耐糖能異常などの有害事象の早期発見、重篤化の回避を目的とし、糖尿病専門内科クリニック、順天堂大学医学部附属静岡病院血液内科と連携し、患者の安全確保に努め、クロザリルによる治療を行っています。現在入院、外来を合わせて33名の治療が行われています。

修正型通電療法

当院では、患者への適応を十分に検討し、サイマトロンを用いた修正型通電療法による治療を麻酔科医と共に行っています。

児童精神科外来

浜松医科大学、横浜市立大学と連携し、児童精神科外来を週2回開設しています。

新専門医制度

沼津中央病院連携施設精神科専門研修プログラム

2018年度から、新たに精神科専門医制度が「日本専門医機構」により敷かれ、当院は、その基幹病院として「沼津中央病院連携施設精神科専門研修プログラム」を作成し、これまでに6人の専攻医(精神科後期研修医)が、当院や、連携施設(NTT東日本伊豆病院、聖明病院、鷹岡病院、大手町クリニック、順天堂大学静岡病院)にて研修を受けています。当院を含めた各施設にて、熟練の指導医達が、研修指導に当たっています。

他の専門研修プログラム連携施設として

当院は、横浜市立大学、浜松医科大学がそれぞれ基幹病院となっている専門研修プログラムの連携施設として、現在、横浜市立大学より4名、浜松医科大学より1名の専攻医を受け入れ、研修指導を行っています。

初期臨床研修医への取り組み

臨床研修医制度 協力型臨床研修病院

当院は、臨床研修医制度の協力型臨床研修病院の指定を受け、初期臨床研修医を受け入れています。令和3年度は順天堂大学医学部附属静岡病院、伊東市立市民病院、沼津市立病院、静岡医療センター、国際医療福祉大学熱海病院から27名の初期臨床研修医を受け入れています。約1か月の短い研修期間ですが、指導医(精神保健指定医)と専攻医(精神科後期研修医)と初期臨床研修医とで研修グループを組む体制をとり、未来の医療を担う医師を育てています。
下記にあります医療機関の精神科のローテ―トの際、沼津中央病院にて勤務研修することができます。詳細については下記の連絡先にお問い合わせいただくか、それぞれのWebサイトをご覧ください。

基幹型臨床研修病院 連絡先

沼津市立病院
電話:055-925-5100
http://www.numazu-hospital.shizuoka.jp/
独立行政法人 国立病院機構 静岡医療センター
電話:055-975-2000
http://www.hosp.go.jp/~tsh/
国際医療福祉大学熱海病院
電話:0557-81-9171
http://atami.iuhw.ac.jp/
伊東市民病院
電話:0557-37-2626
http://ito.jadecom.or.jp/
順天堂大学医学部附属静岡病院
電話:055-948-3111
http://www.hosp-shizuoka.juntendo.ac.jp/